1. DELL PowerEdge SC1430
 1.1 SC1430説明

 1.2 SC1430増設&改造
  1). グラフィックボード増設
  2). サウンドカード増設
  3). メモリ増設
  4). Windows Vista(64bit)インストール

2. Hard Disk
 2.1 ハードディスク動作確認ツール

1. Linux
 1.1 OS設定
  1). IPv6の無効化
  2). APIPAの無効化
  3). シリアルコンソールの設定
  4).各種サービス
     a)readaheadサービス

 1.2 その他
  1). cloop
     ・【RHEL4/FedoraCore5】cloopを使用する
     ・ cloopファイルの自動マウントシェル
  2). カーネルソースのインストール
     ・【FedoraCore】カーネルソースコードのインストール
     ・【RHEL4】カーネルソースコードのインストール
  3).GlobalによるソースコードのHTML化

2. Apache
  1). Apacheのインストール
   ・apache2のインストール(その1)

  2). Apacheのセキュリティ
   ・apacheへのアタック(WebDAVアタック)


1.irqbalance概要
 FedoraやRHEL,Suseなど多くのLinuxディストリビューションに標準実装されているデーモンで、マルチCPU環境において、IRQ割込み処理を複数のCPU間で負荷分散させることを目的としています。


 2.詳細
 Linux Kernelはデフォルトの状態では、CPU0のみでIRQ割込み(ハードウエアからの割込み要求)の処理を行います。しかしそれではIRQ割り込みが頻繁に発生する場合CPU0に負荷が偏りパフォーマンスが劣化する可能性があります。そこでマルチCPU環境でにおいてirqbalanceを導入することで、2nd CPU以降も割り込み処理を行えるようになります。

 irqbalanceは、10秒毎に各CPUのIRQ割込み処理負荷状態状態に応じ、各CPUへのIRQ割込み処理の再配置をおこないます。CPUのIRQ割込み処理負荷状態は"/proc/interrupts"から算出しています。またIRQの再配置は、"/proc/irq/[IRQ番号]/smp_affinity"のCPUマスク設定を変更することで実現しています。

List.1 /proc/interruptsの例
# cat /proc/interrupts
           CPU0       CPU1
  1:         76          0  Phys-irq-level     i8042
  6:          5          0  Phys-irq-level     floppy
  7:          0          0  Phys-irq-level     parport0
  8:          0          0  Phys-irq-level     rtc
  9:          0          0  Phys-irq-level     acpi
 12:        147       2867  Phys-irq-level     i8042
 14:          0          0  Phys-irq-level     libata
 15:       5427       6975  Phys-irq-level     libata
 17:       9064       1343  Phys-irq-level     ioc0
 18:    1525405       6344  Phys-irq-level     peth0
256:     377093          0  Dynamic-irq-level     timer0
257:       6835          0  Dynamic-irq-level     resched0
258:         35          0  Dynamic-irq-level     callfunc0
259:          0       6868  Dynamic-irq-level     resched1
260:          0         89  Dynamic-irq-level     callfunc1
261:          0     153764  Dynamic-irq-level     timer1
262:        144          0  Dynamic-irq-level     xenbus
263:          0          0  Dynamic-irq-level     console
NMI:          0          0
LOC:          0          0
ERR:          0


Table.2 /proc/irq/[IRQ番号]/smp_affinityの例
# cat /proc/irq/17/smp_affinity
00000000,00000001


 なおirqbalanceの実行周期はirqbalanceのソースコードにハードコーティングされており、設定で変更することはできません。

 各CPUの割込み状態の確認は、/proc/interrupts にて確認することが可能です。
 1CPU(1core)のみの環境の場合、irqbalanceを利用する必要はありません。(起動しようとしてもエラーとなります。)



3.サービス起動可否の考え方
irqbalanceに対するサービス可否の考え方を以下に示します。

  ・マルチCPU(マルチcore)環境の場合、irqbalanceを有効にする。
  ・1CPU(1core)環境の場合はirqbalanceを無効化する。


-参考ページ-
 他のサイトの情報も調べましたが、1CPUの時はやはり止めているようです。(というか1CPUの時は起動時エラーになるようです)
HP 技術情報ツリー
Novell社 技術情報(TID-J)
Operation Normal ?さん 「cpuspeed と irqbalance
路地裏緑書 - FALTINAS Blogさん「Vine Linux 4.xの動きが遅かった意外な理由」
Taperiumさん 「CentOS初期設定
nnpooh の :: ひとり言 ::さん 「irqbalance エラー」



サマリー
 readahead_early & readahead_later は、
  ● HDDブートの場合:    効果がないので、OFF
  ● CD/DVDブートの場合:  起動時間の短縮に繋がる


1.readaheadについて
 readaheadは、指定されたファイルを先読みすることで、OSの起動時間を短縮するためのサービスである。  具体的には設定ファイルにリストアップされたファイルを事前にメモリ上に読み込むことで(要はファイルキャッシュ)、ディスクやCDなどのメディアへアクセスを抑止しOSの起動時間を短縮している。
 readaheadで先読みされるファイル一覧の設定は、/etc/readahead.d/default.early(readahead_earlyの場合)または/etc/readahead.d/default.later(readahea_laterの場合)にて行う。設定ファイルには起動時によく利用される、

  (1)コマンド(の実行イメージファイル)
  (2)ライブラリ(各コマンドからローディングされる頻度の高いもの)
  (3)設定ファイル


などが登録されている。

 readaheadには、readahead_earlyとredahead_laterの2種類がある。この2つのサービスは、起動タイミングと先読みされるファイルの種類が異なる。


Table.1 readaheadサービスの違い
サービス readahead_early readahead_later
実行タイミング 各runlevelの実行初期
(Fedora7の場合、S04readahead_early)
各runlevelの実行後期
(Fedora7の場合、S96readahead_later)
先読みファイル xwindow以外の一般的なコマンド、ライブラリ、設定ファイル 主にxwindowに関するコマンド、ライブラリ、設定ファイル



2.readaheadによる効果
(1)CD/DVDブート)の場合
 CD/DVDブートについては、webでKnoppixの測定結果を見つけた。
 この測定によれば、十分なメモリ(約400MB以上)を実装していれば、readaheadによるOS起動時間の短縮が見込めるようである。

  参考資料: Readahead in KNOPPIX

(2)HDDブートの場合
 今回Fedoraを用いて、readaheadの効果を測定した。
測定環境と測定方法、および測定結果を下表に示す。

Table.2 測定環境
Hardware
CPUXeon 5110 ×1way (2core)
(4MB L2 cache 1.60MHz 1066MHzFSB)
Memory1GB(2×512MB 1R)
HDDSATAII 160GB HDD
Software(OS)
ディストリビューションFedora 7
パッケージインストーラより全てのパッケージをインストール
Runlevelrunlevel 5(グラフィカルログイン)
測定方法
readahead_early,readahead_later双方をONまたはOFF設定した状態でOSを起動し起動に有する時間を測定する。測定は、Grubから手動操作によりブート実行した瞬間からグラフィカルログインのログイン画面の表示が完了した瞬間までの時間をストップウォッチにて測定した。測定はそれぞれの環境において、OS再起動を3回連続で実施し、その時のOS起動時間の平均を算出した。


Table.3 測定結果
項目readahead:ONreadahead:OFF
1st1:32.51:25.3
2nd1:32.01:26.9
3rd1:33.51:25.8
ave.1:32.71:26.0

  ⇒ HDDブートの場合は、メモリを潤沢に実装していたとしても、readaheadを使用しないほうがOS起動時間が短い。


3.結論
 HDDブートの場合は、readaheadの先読み機能によるOS起動時間の改善は見込めない。
 したがって、HDDブートの場合readahead_earlyおよびreadahead_later双方ともOFF設定にすることが望ましい。


以下、DELLの製品サポート対象外となるので注意。
試す場合は、自己責任で。


1.はじめに
 購入したDELL PowerEdge SC1430メモリは1GB。Vista動かすとよくSWAPが動いて少々厳しい。
 ということで、メモリを増設した。

2.メモリ増設
 SC1430メモリ使用は以下の通り

  ・DDR2 Memory 240Pin DIMM DDR2(533/667MHz) FB-DIMM ECC
    シングルランク/デュアルランク(1R/2R)双方可
  ・増設時は必ず同一メモリを2枚一組で増設する。
  ・増設可能なメモリは256 MB、512 MB、1 GB、または 2 GB。
  ・メモリスロット数は、4本(うち#1,#2の2本のスロットは標準で利用)


 DELLのサポート上は認定メモリのみとなるが、それ以外のメモリでも使えるはず。
 ということで今回は、6月に入って急激に価格が下がったバッファローのメモリを増設することに。

 増設メモリバッファロー社製 D2/F667-E2GX2
        ※4GB(2GB×2枚)


Fig.1 増設メモリ


 増設自体は通常のPCと同じ。
 未使用の#3、#4スロットにメモリを増設するだけ。


増設メモリ
Fig.2 メモリ増設作業後の状態

3.結論
 問題なく動作。

 DELL SC1430にインストールしたwindows Vista(64bit)上でゲームをするために、PS2コントローラ用の変換機(ゲームパッドコンバータ)を買うことに。

 だけど、「64bit対応済み」と表明しているゲームパッドコンバータってほとんどないことに気づく。(しかも行ったお店にはおいてなかったし)

 ということを踏まえつつ、ダメもとで今回購入したのが、

BUFFALO社の「BGC-UPS101/SV」。

この製品、vista対応のドライバーは出していない。(Webの製品サイトでは対応予定と書かれているが・・・)

だが結論から言うと、Windowsの標準ドライバで普通に問題なく動いた。XPなどで専用のドライバを利用した場合、設定画面にPS2のコントローラの画像が出てきたりするが、Windows標準の場合はそのような画像は出てこない。

でもそんなのいらないし、動けば十分(^^;)
 音が無いDELL PowerEdge SC1430にサウンドカードを増設した。
 まあ、普通のPCIスロットが1本用意されているので、SC1430君自身はどんなサウンドカードでもOKなはず。
 でも今回インストールした、vista(64bit)に対応したドライバを用意しているのは極わずか(2007/4時点では)。やっぱ64bitはまだ早すぎたかな・・・

 という訳で、vista(64bit)に対応していてかつ手ごろな値段という理由で、今回はCREATIVE社の "Sound Blaster Audigy Value"を載せることに。

 増設自体は簡単で、スロットにカードを挿して、ホームページからダウンロードしたドライバをインストールするだけ。楽でしょ。